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事業計画

 

1.超高齢化社会の新たな福祉文化創造に向けて

 長寿は人類が古来求めてきた夢であり、医療技術等の革新的な進歩は「人生80年」という寿命をもたらしました。長命であっても人間の尊厳が保たれる生活を望むものであり、だれもがどのような状態になったとしても最期まで地域で暮らしたいというノーマライゼーションの思想に基づく生活の実現において尊厳は保たれるものであります。生活は多様化し、生活を維持するための社会資源も複雑化かつ高度化してきており、高度情報化社会を普通に生きることの困難さが際立ってきております。特に高齢者やサービスを必要とする方々はこの時代の速さに適応することは極めて困難であり、時代に即応し安心して生活することのできる地域は、介護サービスを担う専門職や事業所等が地域事情を理解し、北広島市などの関係機関や民間事業者、団体等及び住民との協同により創られるものであります。

2.安定した介護サービス供給による安心のできる生活支援を目指して

 地域で生活するサービス利用者は各種の社会資源を活用することで生活が可能となるものであり、当然のことながら利用者のサービス需要を満たす安定したサービスの供給体制があってはじめて地域で安心して生活できるものであります。今後の少子高齢化に伴う人口の減少による労働力不足はサービス供給体制に少なからず影響してくることは避けられないものであります。現状においてもケアマネージャーをはじめとする専門職の確保が困難になりつつあり、これらのことが構造的なこととしてあるとすれば、一事業所の問題ではなく介護サービスに関わる者すべての課題として取り組んでいかなければならないことであります。

3.サービスの質の向上に向けて

 各サービス提供事業者は日頃からサービスの質向上に向けた努力をされていることと思いますが、介護サービスのあり方も日進月歩であります。特に認知症の人は高齢化に比例し増加の一途をたどっており、認知症の病気の理解とその人をケアする方法についてもいろいろな取り組みが行われているところでありますが、認知症の人のケアはまだまだ発展途上にあるといえます。サービス提供者は進展するケアの方法について共通の理解をし、サービス利用者が安心してケアをうけることのできるサービスの質が求められます。認知症の人のケアに関わらず、利用者が安心してケアの受けることの出来る方法についてそれぞれの事業所が情報交換を行いサービスの質向上を図る取り組みが望まれます。

4.介護サービスに関わる関係機関及び事業所、団体等との連携

 介護保険制度の見直しをはじめ自立支援法の施行と相俟って制度は複雑かつ多岐にわたっております。この度の制度見直しに見られるように、関係機関をはじめ各事業所の制度施行に伴う戸惑いは一事業者の対応を越えた課題を提示しました。介護サービスが直面する困難は直接サービス利用者の不安へとつながるものであります。サービスに関わる者はそれぞれの役割と機能を認識し、サービス利用者に不利益を与えることのないよう互いに調整、協力する仕組みが求められるものであり、サービスに関わる者の連携は不可欠な要素としてあります。

5.だれもが安心して住める地域を目指して

 高齢化による高齢者の権利侵害や地域力の低下は深刻な状況になりつつあり、個別的には一人暮らしの高齢者を狙った悪質な訪問販売や認知症の人への偏見や虐待、地域的には高齢者が40%を超える町内もあり不安の声が聞こえてきております。サービスを必要とする人々や高齢者が安心して住むことのできない地域に将来はありません。サービス提供者は利用者の身近にあり、権利を擁護する役割を担っております。利用者の主張を代弁するサービス提供者のケアアドボカシーが生きる喜びにつながる地域づくりの力になることを信じるものであります。

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